福岡オトナビ情報を受け取ろう

リポート詳細

  • 活動報告
  • 福岡オトナビ塾

2026年3月18日

【リポート】令和7年10月度 福岡オトナビ塾「人生100年時代を彩るボランティアのリアル ~福岡オトナビ塾10月度セミナー開催~ 」

令和7年10月25日、西南コミュニティセンターにて、福岡オトナビ塾が開催されました。
テーマは「人生100年時代の生き方 ボランティアのリアル~現場の声を聞く~」。
福岡市社会福祉協議会(社協)地域福祉課課長の遠矢理氏を講師に迎え、50歳以上の福岡市民を中心に多くの参加者が集まり、「これから自分らしい人生をどう生きるか」を一緒に考える温かな場となりました。

 

ボランティアは、あなたの「第二の人生」を輝かせる鍵

遠矢氏は、ボランティアの語源(自主的)と日本での意味(無償・社会奉仕・先駆的)を紹介し、ボランティアは、特別なことではなく困っていること、気になっていること(課題)をこんなことをやれば解決できるかも(活動)ということに取り組むことと説明。また「人生100年時代におけるボランティアに自分のこれまでの経験を活かして、仲間とつながり、健康を保ち、毎日に「生きがい」を取り戻す ― そんな最高のチャンスだ」と話されてました。

また、福岡市社会福祉協議会では、ボランティアセンターを運営しており、その活動について説明していただきました。

 

ボランティアセンターの活動内容

(1)コーディネート
  ボランティアをしたい希望者とボランティアを求める依頼をマッチング
  外出支援、高齢者の話し相手、障がい児の遊び相手、施設団体の行事の援助、生活支援、視覚障がい者の情報支援(点訳、音訳など)、
  切手整理など幅広い活動とマッチング。
  認知症の方、そのご家族の支援(見守り、相談、話し相手など)の有償ボランティアのマッチングも紹介。
  (令和6年度:延べ約1,888名活躍)

(2)養成講座
  点訳・ガイドヘルパー・傾聴などボランティアに必要なスキルアップ研修の実施

(3)ボランティアグループ支援
  ボランティア団体の活動が円滑に行われるよう194団体が登録・ネットワークで活動。
  部屋や機材等の貸出やグループ向けに研修や費用助成を行っている。

(4)働くシニア世代のボランティア支援
  シニア向けのボランティア講座の実施や、事例集の作成など65歳以上の方が介護保険施設でボランティアした際にポイントが貯まる
  介護支援ボランティア事業による支援など。
  → 詳細はこちら

(5)災害ボランティア
  災害支援団体等との子とワークづくり、ボランティア養成講座、訓練などの平常時準備。
  災害時迅速支援(災害時のボランティア調整や被災地への職員派遣)

ボランティアセンターは、ボランティアをしたい方が情報収集や相談しやすい窓口として担っていることがわかりました。
→ 相談窓口はこちら

 

現役ボランティアの声が、心を動かす

松尾篤子氏(知的障がい者・発達障がい者支援『風ふくfirst』)、細川清純美氏(傾聴ボランティア『はるかぜ』)、本村恵美子氏(高齢者・障がい者外出支援『ひまわり』)3名によるボランティア体験談を紹介しました。

松尾篤子氏(知的障がい者・発達障がい者支援『風ふくfirst』)

■ボランティアのきっかけ
退職を迎え、幼少からの経験の中で「所属」を失い家庭だけになる状況から、これからの人生を見据えて お金をかけずに体、頭、心を健康に保つためにはと考えた「心」を動かす方法として考えたのがボランティアを日常的に行うことでした。

■3つのボランティアに携わる
1)せっかく新しく始めるということで今までの経験から全く違う世界に携わる
ー福岡アジア美術館の案内ー
何も知らない状況でのスタートに対して、退職前から規定回数を必要とする事前研修をしっかりと受けることができたことや、新しい展示会の初日朝一には案内に必要な知識として、学芸員さんによる作品などの説明を詳しく聞くことができ勉強になったことを挙げられていました。

小学生を案内した際には、作品に対する自分の予想できないような反応が楽しかったとのとこでした。

2)特別支援教育に関わってきた経験(自身の経験)を活かすことができるもの
ー知的障がい・発達障がい者支援グループー

3)やってみたいと思っていたことから
退職後、やってみたいと思っていた手品のサークルに入って習いながら様々な施設で披露。
習うとなると通常は受講料など費用が掛かるが、ボランティアならではの活動ということもあって道具もコストがかからず気軽に取り組むことができるのがメリットだと語りました。

■ボランティアを通じて
ボランティアは自分のために楽しくやっていて、結果として頭も体も使い、きっかけとなった所属感も満たせて複数所属することでバランスがとれ、習うだけの受け身にならず自ら発することで毎日を充実した生活を送れていると語り、参加者へ「少しの時間でも、どんなことでもいいので是非」と締めくくりました。

 

細川清純美氏(傾聴ボランティア『はるかぜ』)

■ボランティアのきっかけ
70歳まで病院勤務だったが、当時は「ゆっくりできる」と多忙から解放される嬉しさがあったが、それが2,3日経つと飽きてきて、その後社協のボランテイア(50歳以上の傾聴ボランティア)に携わることに。

■ボランティアを通じて
養成講座がしっかりあって、話の聞き方、話のしかたなどを学び、「習うこと」に楽しくなったとのこと。
施設、病院、個人宅へ訪問。地元でない高齢(90代)の方、知的障がい者と様々な方と実際に対面して喜んで話され、対面する自身の成長も感じているとのことでした。

ボランティア仲間で喫茶店に行ったり夜遊び迄するような友だちがたくさんでき、70歳を超えて経験すると思わなかった。
仕事で追われているときよりも、年を取ったときに何もすることがなくなった状態のほうが学びを得やすいと感じた、と締めくくりました。

 

本村恵美子氏(高齢者・障がい者外出支援『ひまわり』)

■ボランティアのきっかけ
家族の介護状態なったときのための講座を軽い気持ちで受けていた。そこで受講者で会をつくってはどうかと勧められたことがきっかけとのことでした。
高齢者や障がい者の外出支援(通院、散歩、買い物、会の参加、県外からのサポーなど)を行っており、ボランティアであるため活動範囲も鑑みて資格は不要であることから敷居は低かったと語られました。

■ボランティアを通じて
先日はバスハイクへの同行だったが、「いっしょに楽しむ」ことが大事で、人のために活動してるが自分のためでもある、と締めくくりました。

 

3名が語った体験談からは 「活動を始めてから毎日が楽しくて仕方ない」「誰かの笑顔が自分の活力になる」「新しい友だちができて、人生が広がった」 ― そんな言葉が会場を優しく包み、多くの人が「私もこんな風になりたい」と感じる場となりました。

 

 

ワークショップで、あなたの「やってみたい」が見つかる

ワークショップでは、参加者がワークシートに「やってみたいボランティア、場所・頻度」を5分間記入した後、10分間グループで共有しました。伝統文化や音楽イベント支援などの趣味、オリンピック支援のような社会課題を基にしたアイデアが次々と生まれ、ボランティアの多様性と動機を共有したことで参加者どうしの理解が深まりました。

遠矢氏の「まずは一歩、無理なく楽しむことが一番」という言葉が、みんなの背中をそっと押してくれているように感じました。

 

あなたも、今すぐ人生100年時代の主役に

このセミナーでは、社協の活動紹介とリアルな体験談を通じてボランティアの楽しさを伝え、ボランティアの第一歩を踏み出すきっかけを提供しました。 結果としてグループワークでアイデア共有が進み、社会参加の扉を開く場となりました。

ボランティアは「社会のため」だけじゃない。孤独を埋め、健康を守り、新しいつながりを生み、毎日に「やりがい」と「笑顔」を取り戻す - それは、あなた自身のための、最高のセカンドライフです。
「まだ自分にできることがあるかな?」 そんな小さな疑問を抱いたその瞬間が、最高のスタートライン。
今、福岡市社協ボランティアセンター(TEL: 092-751-1121)や福岡オトナビ事務局に一歩踏み出せば、あなたの「これから」が、きっと輝き始めます。
小さな一歩が、大きな喜びにつながる―あなたらしい人生の続きを一緒に始めませんか?
 

福岡オトナビ塾の様子はYoutubeでも掲載しております。
youtube 10月度の福岡オトナビ塾
youtube 福岡オトナビ 公式チャンネル
 
 
次回11月度の福岡オトナビ塾(テーマ:人生100年時代の生き方 福岡100プラザから社会参加の実現を!!)、
会場:福岡100プラザ博多(福岡市博多区千代1丁目)も予定されています。
詳細は福岡オトナビポータルサイトにてお知らせしますので、ぜひご確認ください。
https://otonavi.city.fukuoka.lg.jp/otonavijuku2511/
 
 

福岡オトナビ、福岡100プラザではスキルや経験を活かした「何かやってみたい」という方を応援しています。
 
相談はこちらから
 
人材登録制度「スタンバイ!」はこちらから

SHARE
上へ