2026年8月7日、高齢者のチャレンジを応援する社会参加の拠点施設として、福岡100プラザ早良がリニューアルオープンしました。
新しくなった施設には、グリーンと木材を取り入れた温もりのある交流スペース・コワーキングスペースをはじめ、本格的なキッチンルーム、DIYルームなどが整備され、新しい活動や社会参加につながる拠点へと大きく進化をしました。
館内には、誰かと話したり、一人でゆっくり過ごしたり、新しいことを学んだり、ものづくりに挑戦したりと、それぞれの目的に合わせて利用できる空間が広がっており、イベント当日は朝から多くの人が来場され、館内のさまざまな場所で体験や交流が始まるなど、福岡100プラザ早良の新しい一日が幕を開けました。

テープカットと美しいギターの音色で、新たなスタート


午前10時30分から行われた記念式典には、福岡市議会、地域関係者、施設活動者、指定管理者、西南学院大学の学生などが出席し、主催者・来賓の挨拶に続いて新しいスタートを象徴するテープカットが行われました。
そして式典の最後を飾ったのは、H♪Mギターアンサンブル「アコルデ」による記念演奏。SAWARAPIAで活動しており、平均年齢70代、現在27名のメンバーがいる団体です。ボランティア演奏もされているとのこと。柔らかなギターの音色が会場全体を包み、福岡100プラザ早良の新しい門出に華を添えました。
様々な体験プログラムで、新しい世界にチャレンジ!
今回のオープンイベントでは、来場者自身が参加し、体験できるプログラムが数多く用意されていました。
交流スペースでは、話題の生成AI体験で、音楽や動画づくりに挑戦する参加者で賑わい、また、デジタルゲームを体験できるコーナーでは、デジタル機器を難しいものととらえず、「楽しみながら触れてみるもの」として常に笑い声や歓声が沸き起こっていました。
新しいことに挑戦する時、遊びや楽しさ、そして好奇心が入り口なら、そのハードルはぐっと低くなります。
まず触れてみる。やってみる。そして「意外とできる」「面白い」と感じる。その小さな発見こそが、次の活動へ踏み出すきっかけになるのかもしれません。
おとなのワクワクが加速する!最新機器で「ものづくり」

新設されたDIYルームは、新しい福岡100プラザ早良を象徴する空間の一つで、レーザーカッターや3Dプリンターなど、最新機器が体験できるコーナーとして賑わっていました。GooDayのスタッフのサポートで、自分だけの「お気に入り作品」を作る参加者の笑顔で溢れていました。
「どうやって作るのだろう」と考え、形にしていくその過程そのものが「新しい学び」となり、「できた」という実感が、次の意欲につながっていきます。
いくつになっても好奇心を持ち、新しいことを知り、挑戦できる。そんな空間が広がっていました。
つくる、味わう、健康を知る。館内いっぱいに広がる楽しみ
新しいキッチンルームでは、午前と午後に料理教室を開催しました。
午前はJA福岡市旬菜キッチンインストラクターを迎え、福岡市内で採れた食材を使った「夏を感じる春巻き」「枝豆の冷製スープ」や、早良区の伝統料理「かしわ飯」など、本格的な料理を作る「地産地消料理教室」。午後は男性を対象に、冷凍食品を活用した「シーフード焼きそば」をつくる「男の料理教室」。日頃料理をする方、料理に苦手意識がある方でも気軽に一歩を踏み出せるメニューが用意されていました。
料理をつくることは、日々の暮らしを豊かにするだけでなく、誰かと一緒につくり、味わうことで自然な会話や交流も生まれます。初めて参加した人同士が、助け合い、距離を縮めながら、最後にはみなさん笑顔で「美味しい一皿」を味わっていました。

また販売コーナーでは、地域の福祉作業所や高齢者関連事業所などでつくられたお弁当・美味しいお菓子やパンが販売されていました。また、利用者や地域の高齢者の作品販売コーナーでは「竹製バック」や陶芸教室の器。多肉植物の寄せ植えなどが販売され、多くの方が自分の作品を売るという新しい活動にチャレンジされる姿も見かけられました。
また館内ではこのほかにも、プラザで大好評の「きりえ」教室体験や、茶道教室による本格的なお茶会が開かれ、来場記念品として、100プラザ早良の陶芸教室と西南学院大学の学生が共同製作した「高取焼の箸置き」が用意され、プラザ利用者と地域の方が交流する姿を見ることができる企画が多くありました。

そして、健康体験コーナーでは、早良区薬剤師会による専門の機械を使った筋肉量等の測定や、シニア人材登録制度「スタンバイ!」登録者によるタッチケア「ママティール」も実施され、多くの人が体験されていました。
「楽しむ」「学ぶ」「健康を知る」「チャレンジする」など様々な活動が、施設の中で自然につながり、福岡100プラザ早良の魅力を引き出すプログラムとして実施され多くの来場者が楽しんでいました。

ステージで躍動!見ごたえのある演目に拍手喝采!

2階の大広間では、福岡100プラザで活動する教室のみなさんによるステージイベントも開催されました。
午前の部では、大正琴、舞踊、詩吟、フラダンス、午後の部では、三味線、フォークギター、ウクレレ、舞踊、ソング&リズム体操、詩吟、コーラス、尺八、フラダンス、いきいき健康ダンスなど、多彩な演目が並びました。
最初は「自分が楽しむため」に始めた福岡100プラザでの学びが、続けていくうちに仲間ができ、人前で発表する機会が生まれ、「習う人」から「伝える人」に、また「参加する人」から「誰かを楽しませる人」に、ステップアップされている姿が印象的でした。
ステージに立つみなさんの姿は、社会参加が決して特別なものではなく、好きなことを続けるその先に「確かにあるもの」として、一人ひとりの中にいきいきと煌めいて見えました。
また、今回のステージイベントには、福岡100プラザ早良の施設長がAIアバターになり登場し、笑いがおきていました。シニア人材登録制度「スタンバイ!」に登録しているAI講師である内田氏・岡氏の協力のもと作成したAIアバターは、とても大人気でした。AIという技術を体験し、終始皆さんが楽しめるイベントとなりました。
「参加する場所」から、「自分の力を生かせる場所」へ。
今回のリニューアルで福岡100プラザ早良が目指すのは、設備を新しくすることだけではありません。
「やってみたい!挑戦したい!」という思いや、「何かやりたいけれど、何をしたらいいのか分からない」そんな人にとっても、出会いやさまざまな活動にチャレンジする最初の一歩になる場所となること。そして、これまで仕事や家庭、地域活動などで培ってきた経験や特技が、誰かにとって必要な力になる可能性を秘めている場所としてあり続けることです。
ひとりひとりの「やってみたい」が、毎日の暮らしを少し楽しくし、地域とのつながりを生み、自分自身の新しい役割を見つけるきっかけになっていく。
新しくなった福岡100プラザ早良は、これまで以上にその優しさとおおらかさをもって、これからもたくさんの挑戦と笑顔で溢れた場所になっていくと実感できる、そんな一日となりました。
<事務局から>
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福岡オトナビでは、これからも皆さんの「知りたい」「やってみたい」という真っ直ぐな気持ちに寄り添い続けます。
毎月1回実施する「福岡オトナビ塾」では、社会と繋がるきっかけを作るテーマで講座やセミナーを開催していきます。次回の講座もぜひお楽しみに!
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