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2026年7月24日

【リポート】リニューアルした福岡100プラザ早良で、プレオープンイベント 『DIY講座~イス作り~』開催!

「これ、本当に私に作れるかな?」
講座が始まる前、参加者のあちこちからそんな声が聞こえていました。
しかし約3時間後、その不安は大きな達成感へと変わっていきました。
2026年7月17日(金)、リニューアルオープンを目前に控えた福岡100プラザ早良で、プレオープンイベント「DIY講座~イス作り~」が開催されました。
会場となったのは、新たに新設されたDIYルーム。
木の香りが漂う明るい空間には、電動工具や木工用具が整然と並び、参加者は開始前から「こんな設備が使えるなんてすごいね」「ここでいろいろ作れそう」と自然と会話を弾ませていました。
今回の講座は、ホームセンター・グッデイとの共催で企画されたもの。
参加者が制作したイスは、自宅へ持ち帰るのではなく、これから福岡100プラザ早良で利用されます。
「皆さんが今日作ったイスは、この部屋でこれからたくさんの方に使っていただきます。」
樋口施設長の開会のあいさつでそう紹介されると、会場には「自分たちが施設づくりに参加している」という期待感が広がりました。

DIYは『ものづくり』ではなく、『自分で挑戦すること』

講師を務めたのは、グッデイのDIYアドバイザー・塚本有騎氏と藤川大氏。
塚本氏は、年間100回近くワークショップを開催するDIYのプロフェッショナルである一方、団地のリノベーションなど地域づくりにも携わっています。
講座ではまず、グッデイが地域で行っている活動を紹介。「DIYは単に家具を作るだけではなく、人が暮らす場所をより良くする手段でもある」という考え方が語られました。
そして参加者の緊張をほぐしたのが、この言葉でした。
「DIYとは“Do It Yourself”。自分でやることです。私は失敗はないと思っています。多少ゆがんでも、それはその人だけの味になります。唯一の失敗はケガをすること。今日は安全第一で、楽しみながらやりましょう。」
“失敗してはいけない”ではなく、“挑戦することに意味がある”。
その一言で、会場の空気がふっと和らぎました。

木工の基本を、一つひとつ丁寧に学ぶ

講座は、木材やビスの確認からスタート。
続いて、差し金を使った墨付け、電動ドライバーによる下穴あけ、サンディング(研磨)、そして組み立てへと進んでいきました。
単に「こうしてください」と教えるだけではありません。
「なぜ下穴を開けるのか。」
「なぜ木材を固定するのか。」
「なぜ最後に立ててビスを締めるとガタつかないのか。」
一つひとつの工程について理由まで丁寧に説明が加えられ、参加者は納得しながら作業を進めていきました。
特に、差し金の使い方では「これ一本あれば家が建てられると言われるほど便利な道具なんですよ」とユーモアを交えた解説もあり、会場から笑いが起こる場面も見られました。

「できない」が「できた!」に変わる瞬間

作業が始まると、最初は戸惑っていた参加者も次第に工具の扱いに慣れていきました。
講師は各テーブルを回りながら、「その持ち方で大丈夫ですよ」「焦らなくていいですよ」と優しく声を掛け続けました。
参加者同士でも自然と「ここ押さえますね。」 「ビス真っすぐ入っていますよ。」 「もう少しこっちかな。」と助け合う姿が生まれていました。
DIYは一人で黙々と作業するものと思われがちだが、この日は会話が絶えず、ものづくりを通して新たな交流が生まれていました。
ガタつきを防ぐ最後の組み立てでは、参加者全員が真剣な表情。
講師から「最後はイスを立てて締めるのがポイントです」と教わると、全員で慎重に確認しながらビスを締めていきました。
やがて完成したイスがテーブルに並ぶと、「できた!」「思ったよりしっかりしているね」と、あちこちで笑顔があふれました。

シニアだからこそ感じられる、ものづくりの楽しさ

参加者へのインタビューでは、「寸法を正確に測ることが思った以上に難しかった」「電動ドリルは初めてだったので緊張した」という声が聞かれました。
参加者の80代の女性は、「ドリルを使うのが一番難しかった。でも、自分で作れた喜びの方がずっと大きい。またぜひ参加したいです。」と満面の笑みで話してくれました。
体力面での不安はあっても、それを上回る「自分で完成させた」という達成感。
完成したイスを何度も触りながら笑顔を見せる姿が、とても印象的でした。
また別の参加者は、「普段はこういう工具を触る機会がないので、とても勉強になりました。」と話し、新しい挑戦への自信を得た様子でした。

講座を終えて~DIYから人と地域を繋ぐ活動へ~

講座の最後、塚本氏は参加者を前にこう振り返ります。
「途中で『もう無理かな』と諦めかけた方もいました。でも最後は皆さん完成しました。少しコツを知るだけで、DIYは誰でも楽しめるものです。ぜひまた参加してください。」
今回制作されたイスは、福岡100プラザ早良のDIYルームで、多くの利用者を迎えることになります。
「自分が作ったイスに、誰かが座る。」
そのことを想像すると、一脚のイスには単なる家具以上の価値が生まれます。
DIYとは、木材を組み立てる技術を学ぶだけではありません。
考え、工夫し、誰かと協力し、最後までやり遂げる。
その過程こそが、人の意欲を引き出し、人とのつながりを生み、地域への愛着を育みます。
リニューアルした福岡100プラザ早良の新しいDIYルームは、これからも多くの人が集い、学び、交流し、新しい挑戦を始める場所となることを目指しています。

 

<事務局から>
このような講座情報は順次公開予定です。講座情報はこちらをご確認ください。
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福岡オトナビでは、これからも皆さんの「知りたい」「やってみたい」という真っ直ぐな気持ちに寄り添い続けます。
毎月1回実施する「福岡オトナビ塾」では、社会と繋がるきっかけを作るテーマで講座やセミナーを開催していきます。次回の講座もぜひお楽しみに!

 

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