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2026年8月17日

福岡100プラザ城南 リニューアルオープン ~世代を超え、地域をつなぐ「社会参加」の新たな拠点へ~

夏空が広がる2026年7月26日、福岡100プラザ城南が「高齢者の社会参加の拠点施設」として新たなスタートを切りました。
館内に一歩足を踏み入れると、木の温もりを感じる家具や豊かなグリーン、やわらかな自然光に包まれた開放的な空間が広がります。
従来の施設のイメージを大きく変える明るく居心地の良い雰囲気に、来場者からは「まるでカフェみたい」「ゆっくり過ごしたくなるね」といった声も聞かれました。
この日開催されたリニューアルオープンイベントには、市民や地域関係者、施設利用者など多くの人が訪れ、新しく生まれ変わった福岡100プラザ城南を思い思いに楽しんでいました。
福岡100プラザが目指すのは、「人生100年時代」における高齢者の社会参加の拠点づくりです。
趣味や学びを楽しむだけでなく、人と出会い、新しいことへ挑戦し、自分らしく地域で活躍し続けます。そのような人生を応援する施設として、交流スペースやDIYルームなどが新たに整備され、これまで以上に幅広い世代が集い、新しい一歩を踏み出せる場所へと生まれ変わりました。

力強い和太鼓が、新しい歴史の幕を開ける

午前10時30分から始まったリニューアルオープン記念式典では、福岡市議会、地域関係者など多くの来賓が出席し、福岡100プラザ城南の新たな門出を祝福しました。
テープカットが行われると、会場からは自然と大きな拍手が湧き起こり、いよいよリニューアルオープンへの期待が最高潮に達しました。
そして、式典の締めくくりを飾ったのは、城南高等学校 和太鼓部による記念演奏でした。
全身でリズムを刻む高校生たちの真剣な表情と躍動感あふれる演奏は、会場全体を一気に熱気で包み込みました。
若い世代が奏でる凛とした音色は、新しくスタートを切る福岡100プラザ城南の未来を象徴しているかのようで、多くの来場者が演奏に聴き入っていました。
演奏が終わると、ひときわ大きな拍手が送られ、会場には笑顔が広がりました。
新しい施設の始まりにふさわしい、感動的なオープニングとなりました。

「やってみたい」を応援する、新しい福岡100プラザ

今回のリニューアルで大きく変わったのは、施設の設備だけではありません。
「やってみたい」「挑戦してみたい」という気持ちを後押しする新たな仕組みが数多く取り入れられています。
広々としたコワーキング・交流スペースでは、人との交流やコワーキングにも活用できる開放的な空間を整備しています。
新設されたチャレンジスペースには、料理教室などにも利用できるキッチンスペースや、本格的なDIYルームを設置し、趣味から新たな社会参加へとつながる活動を支援しています。
また、社会参加をサポートする福岡オトナビのコーディネーターが常駐し、「何か始めてみたい」「自分の得意なことを地域で生かしたい」という相談にも対応しています。
講師として活動する「タメシバ」や、人材登録制度「スタンバイ」など、一人ひとりのチャレンジを応援する新しいプログラムも展開されています。

最新機器に触れながら、ものづくりの楽しさを実感

1階のDIYルームでは、GooDay監修によるDIY体験コーナーを開催しました。
レーザーカッターや3Dプリンターなど、普段なかなか触れる機会のない最新機器を使ったものづくりを体験できるとあって、多くの来場者が興味津々でコーナーを訪れていました。
スタッフから操作方法を教わりながら、オリジナルキーホルダーづくりに挑戦する参加者の姿が見られました。
完成した作品を手に取り、嬉しそうに笑顔を見せる姿が印象的でした。
実際に、イベントに参加していた女性のバッグにも、この日作ったばかりのキーホルダーが早速取り付けられていました。
「記念になるね。」
そんな声を聞きながら、出来上がった作品を何度も眺める参加者の姿からは、ものづくりの楽しさだけでなく、「自分にもできた」という達成感が伝わってきました。
福岡100プラザ城南では、年齢に関係なく、新しい技術に気軽に触れられる環境が整えられていることを実感できるコーナーとなっていました。

学生との交流が、笑顔と元気を運ぶ

中村学園大学とのコラボ企画では、短期大学部キャリア開発学科の学生たちが中心となり、来場者と一緒に楽しめる体験コーナーを展開しました。
わなげや射的など昔懐かしいゲームや風鈴づくり、管理栄養士による栄養相談、さらには舌圧チェックなど、多彩なプログラムが用意され、世代を超えた交流が自然と生まれていました。
中でも人気だったのが、AIによる写真生成体験でした。
画面に映し出された「100年後の自分」や「10代の頃の自分」の姿を見ると、「えーっ!」「若い頃にそっくり!」と驚きと笑い声が次々と広がりました。
学生と一緒に画面をのぞき込みながら会話を楽しむ様子は、とても自然で、初対面とは思えないほど和やかな雰囲気でした。
若い世代との交流は、シニアにとって新しい刺激であり、元気の源でもあります。
一方、学生たちにとっても、高齢者と直接触れ合いながら会話を重ねる経験は、教室では学ぶことのできない貴重な時間となりました。
福岡100プラザ城南が目指す「社会参加」の姿を象徴するような光景が、会場のあちこちで見られました。

新しい体験が、新しい自分をつくるAI・デジタルが広げる社会参加のかたち

リニューアルした福岡100プラザ城南では、「社会参加」をもっと身近に、もっと楽しく感じてもらえるよう、時代の潮流に合わせた新しい体験プログラムも数多く用意されていました。
交流スペースでひときわ注目を集めていたのが、「生成AI体験コーナー」でした。
「AIって最近よく聞くけれど、何ができるの?」「私にも使えるのかな?」
そんな疑問を持っていた来場者も、スペシャリストである専門スタッフの丁寧なサポートを受けながら実際に体験していくうちに、その表情は驚きから笑顔へと変わっていきました。
画面には、AIが作り出した音楽やイラスト、動画などが次々と映し出され、「こんなことまでできるの?」と感心する声があちらこちらで聞かれました。
デジタルは若い世代だけのものではなく、シニア世代だからこそ暮らしを豊かにし、新たな趣味や交流を生み出す力を持っています――。そんな新しい可能性を感じられる時間となっていました。
そして、その隣では、デジタルゲーム体験コーナーが来場者でにぎわっていました。
ドライビングシミュレーターやボウリングゲームなどに挑戦する姿は、年齢を忘れて夢中になる子どものようでした。
ゲームを通して人がつながります。
それもまた、これからの社会参加の新しいかたちなのかもしれません。

緑にふれ、心もリフレッシュ
Well-beingを育むグリーンワークショップ

交流スペースの一角では、多肉植物すくい体験が行われ、多くの人が列をつくっていました。
水槽の中からお気に入りの多肉植物をすくい上げ、自分だけの鉢植えを作っていきます。
「どれにしようかな。」「この色がかわいいね。」
子どもの頃のお祭りを思い出すような和やかな雰囲気の中、GooDayのグリーンアドバイザーが植物の育て方を一つひとつ丁寧に教えていました。
体験後には、福岡市産材を活用したオリジナルの鉢置きコースターがプレゼントされました。
来場者は大切そうに作品を抱えながら、「家に帰ったら早速飾ろう」と笑顔を見せていました。
また、会場には「Fukuoka Flower Show 2026」の受賞者によるグリーンオブジェ、福岡100プラザ城南のフラワーアレンジメント教室の作品も展示され、植物の美しさや空間演出の魅力を身近に感じられる工夫も施されていました。

地域の魅力が集まる、美味しくあたたかな交流の場

館内には、地域の魅力を感じられる販売コーナーも設けられ、福祉施設で丁寧に作られたお弁当や、素材にこだわったパン、手づくりの焼き菓子やクッキースイーツ、新鮮な野菜や果物などが並び、多くの人が買い物を楽しんでいました。
そして、併設された休憩スペースでは、「おいしいもの」に舌鼓を打つ来場者の姿が見られました。お土産用にと購入した品々を楽しそうにのぞき込む人の姿も多く見られました。

また、2階ロビーでは、福岡100プラザ城南で活動する編み物教室の作品や、城南障がい者フレンドホームによる陶芸作品なども展示・販売されていました。
色鮮やかなニット作品や、一つひとつ表情の異なる陶芸作品を手に取りながら、「丁寧に作ってあるね」「この色使いが素敵」と感心する来場者の姿が目立ちました。
カラフルな色合いで人気を集めていたのが「アクリルたわし」でした。
洗剤を使わずに汚れを落とせる実用性に加え、可愛らしいデザインも好評で、多くの人が手に取っていました。
作品を販売することは、日頃の活動成果を地域へ発信する機会であると同時に、制作した人たちにとっても大きな励みとなります。
ここでもまた、「学ぶ喜び」と「社会とつながる喜び」が感じられる空間となっていました。

仲間とともに積み重ねた時間が、大きな拍手へ

2階大広間では、福岡100プラザ城南や城南障がい者フレンドホームで活動する教室の皆さんによるステージイベントが開催されました。
相撲甚句、三味線、大正琴、フラダンス、声の若返りレッスン、手話ダンスなど、多彩な演目が次々と披露され、会場は大きな拍手と笑顔に包まれました。
司会を務めた「声の若返りレッスン」の木村先生は、軽快なトークで出演者や観客を和ませながら、それぞれの教室の魅力を紹介しました。
演目の合間には、リニューアルへの祝福や、新しい施設への期待が込められたメッセージも添えられ、温かな雰囲気が会場いっぱいに広がっていきました。
出演者の多くは、この日の舞台を目標に何度も練習を重ねてきたといいます。
仲間と励まし合いながら積み重ねた時間が、観客の拍手となって返ってきます。
その表情からは、「また次も頑張ろう」という達成感と喜びがあふれていました。
会場全体が一つになり、出演者も観客も一緒になって楽しむ姿は、まさに福岡100プラザ城南が大切にしている「社会参加」の象徴ともいえる光景でした。

「また来たい」と思える場所へ~人生100年時代を支える新しい拠点

今回のリニューアルは、単に建物が新しくなっただけではなく、100プラザ城南らしさを感じる場所が随所に見られました。
認知症の人にもやさしいユニバーサルデザインを採用し、市産材を使った家具や豊かな植物を配置することで、誰もが安心して心地よく過ごせる空間づくりが進められました。
GooDayグリーンアドバイザーの國分ディレクターは、「Well-beingの観点からもグリーンにはストレスを軽減し、心をリフレッシュする力があります。屋内外を通じて、ここで過ごす時間そのものが心地よいものになるよう工夫しました」と語りました。
屋外には、環境に配慮した壁面緑化システムや、立ったまま作業できる菜園プランター「ベジトラグ」を設置しました。屋内では、動物と植物を共存させた遊び心のあるモチーフや自然光を取り入れた空間演出を施すなど、訪れるだけで心が和らぐ工夫が取り入れられています。

「やってみたい」を未来へつなぐ。
福岡100プラザ城南は「新たなステージ」へ

福岡100プラザ城南は、これからも地域の人々が学び、挑戦し、つながる場所として歩み続けます。
新しい趣味に出会う人。新しい仲間を見つける人。
地域で自分の経験や特技を生かそうとする人。
この日、会場にあふれていたたくさんの笑顔は、その未来への第一歩でした。
人生100年時代。
年齢を重ねることは、新しいことに挑戦し、人と出会い、自分らしく輝き続ける人生の始まりなのかもしれません。
リニューアルした福岡100プラザ城南は、そんな一人ひとりの「やってみたい」を応援し、地域とともに未来を育む新たな拠点として、多くの人の笑顔を生み出していくでしょう。

 

<事務局から>
福岡100プラザで実施する講座やイベントの情報などは順次公開予定です。講座情報はこちらをご確認ください。
あなたも、自分らしい未来への新しい扉を、私たちと一緒に開いてみませんか?

福岡オトナビでは、これからも皆さんの「知りたい」「やってみたい」という真っ直ぐな気持ちに寄り添い続けます。
毎月1回実施する「福岡オトナビ塾」では、社会と繋がるきっかけを作るテーマで講座やセミナーを開催していきます。次回の講座もぜひお楽しみに!

 

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