令和7年4月26日(土) 西南コミュニティセンターにて「退職前から始める“やりがい”と“仲間づくり” ~身近な福祉から社会参加してみませんか~」のタイトルで福祉をテーマにしたワークショップイベントが開催されました。
イベントでは福岡オトナビのコーディネーターの亀田が講師となり、豊富な経験をもとに、介護に関する知識や周辺情報を提供。
参加者は、各席に配置されたコーディネーターのサポートを受けながら、「福祉」や「退職後のライフプラン」について積極的に意見交換を行いました。
参加者からは、自身の経験や想いを言葉に出して整理することで「不安を共有できただけでも意義があった」「自分のライフプランを見直す良い機会になった」といった声が聞かれました。
参加者それぞれのストーリーは異なり、考えや悩みも三者三様でしたが、共通のテーマを通じて互いに共感し、刺激し合う様子が見られました。
企業、施設、ボランティア「介護を支える様々な形」
イベントでは、福祉の周辺知識として、一般にはあまり知られていない企業と施設のタイアップ事例(如水庵、ふくふくプラザ)、介護に関わる周辺業務(介護補助、施設の設備保守、事務)、社会福祉協議会の介護支援ボランティア、そして「あすみん」のボランティア活動などが紹介されました。
参加者は、必ずしも介護職としてではなく、様々な形で介護に関わる可能性を知り、新たな視点を得ました。介護の周辺業務やボランティア活動を通じて、自身のライフスタイルに合わせた活動を見つけるきっかけになったかもしれません。
大人気の地域イベント「ふら〜っとカフェ壱岐南」への積極参加
今回のイベントでは、特別養護老人ホームマナハウスから3名のスタッフをお招きし、福祉分野に進まれた経緯や日頃の想いについてお話いただきました。
登壇された皆様は、それぞれに感謝と「やりがい」に溢れる仕事への情熱を語られていました。
また西区、壱岐南校区の地域行事である交流イベント「ふら〜っとカフェ壱岐南」の様子が、映像で紹介されました。
毎月第1日曜日に開催される「ふら〜っとカフェ壱岐南」は、施設の敷地が会場となっており、校区内外から大勢の方が参加され、毎回とても賑わうそうです。
マナハウスさんも地域貢献の一つとして、長くこのイベントに関わっていらっしゃいます。
特別養護老人ホームの経験値を生かした高齢利用者目線での細やかな気配りが特徴で、送迎サービスに加え、マッサージ、ネイルケアなどのサービスを提供されています。
会場には年齢を問わず、たくさんの参加者が訪れますが、その中で楽しそうな笑顔がこぼれる高齢者の姿に、映像を見ている私たちも温かい気持ちになります。
「ふら〜っとカフェ壱岐南」は、家から出るきっかけづくりや、人との交流を促進する場として機能しており、様々な施設や団体、個人が様々な形で介護や地域とかかわることができる良い事例となっています。
福岡オトナビ塾を振り返って
最後に、参加者がグループ毎に分かれ、介護の仕事や社会参加に関するディスカッションを行いました。
福岡オトナビコーディネーターも輪の中に加わり、講座の内容をふり返りながら、参加された皆様のお話に耳を傾けました。
具体的な事例を伺うことができ、次のステップへのイメージを掴むことができたのではないでしょうか。
福岡オトナビ塾は、特に50代以上のプレシニアの社会参加のきっかけを提供する場として、毎月開催しております。
次回の福岡オトナビ塾では皆様とお会いできることをコーディネーター一同楽しみにいたしております。
なにかやってみたい、はじめたい!という場合は、お気軽にコーディネーターにご相談ください。